2級ボイラー技士で受ける必要がある実技講習の経験談

現役ビルメンブロガーのにゃんこです。

2級ボイラー技士という国家資格を取ることを考えているのですが、そのために先日実技講習を受けました。

具体的な講義内容は著作権的に問題がありそうなので書くことができませんが、、、それ以外は書いても大丈夫だと思うので記事にしたいと思います。

 

目次

2級ボイラー技士の実技講習はどんな人が受ける必要がある?

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像1

2級ボイラー技士の資格が欲しい人は基本的に受ける必要があります。

 

基本的に2級ボイラー技士の資格が欲しい方は大体全員受けている講習です。

2級ボイラー技士の筆記試験を受けて合格しても、実務経験がないと免状(資格)は交付されません。

試験を受けて終わりではないんですよね。泣

 

ただ、例外としてボイラー取扱技能講習を受けて、4ヵ月以上小規模ボイラーの取扱い経験がある場合は実技講習を受けなくても良いそうです。

(該当する人はほどんどいないと思いますが…)

 

詳しくは下記、日本ボイラ協会のサイトをご覧ください。

一般社団法人日本ボイラ協会

 

ボイラーの実務経験を積むことが難しいため、3日間の実技講習を実務経験と同等扱いにしてもらえる。

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像2

ボイラーは一部の建物にしか置いていないので経験を積むことが難しいです。

経験を積むことが難しいのに、就職するのに2級ボイラー技士が必要な場合があります。

そのため、3日間の実技講習を受けることにより実務経験を積んだのと同等扱いにしてもらえるようになっています。

 

ボイラーの取扱い経験がない方は、筆記試験の合格と実技講習を受けることにより免状(資格)を得ることができると覚えておいてください。

2級ボイラー技士の実技講習の流れ

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像3

ざっくりと2級ボイラー技士の実技講習の流れを説明すると下記のような感じです。

 

1、2日目:ボイラーに関する講義

1日目、2日目にボイラーの基礎知識から、使い方、注意事項など基本的な部分の講義があります。

ものすごく失礼ではあるのですが、1日目、2日目の講義に関してはほぼパワーポイントを使ってざっくりと教科書の内容をなぞって説明する感じで、ほぼ不要な感じがしました。(笑)

教科書に書いてあることなんて後で読めばええやんって思ってます。

 

2日目の朝の講義だけ、パワーポイントを使わずに自身の経験談等を話してくれる方なのでしっかり聞いて、他は流してました。

正直、ほとんど講義の内容は覚えていません。(笑)

3日目:ボイラーに関する実習

3日目の実習では実際にボイラーが置いてある工場にお邪魔させていただいて、現物を見ながら部品の説明や操作の体験などがあります。

実務経験何十年のボイラー技士から、ボイラーの使い方、注意事項、部品の名称など一通り学ぶことができるので、3日目の内容に関しては大満足です。

教科書に書いていない経験談等の内容もしっかりと説明してくれるし、実際にボイラーの一部の装置を触らせてもらえるのでしっかりと記憶にも残っています。

 

1日目、2日目に関しては正直寝てても良いのではと思うのですが、3日目の実習だけはしっかりと起きて最後まで話を聞いておいた方が良いと思います。

 

2級ボイラー技士は筆記試験を受ける前に、実技講習を受ける方が良いと思う。

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像4

2級ボイラー技士に関しては実業講習を先に受けて、後から筆記試験を受けることができます。

あくまで僕の経験上の話ではありますが、筆記試験の前に実技講習を受けた方が良いと思います。

ボイラーに関する知識が一通りついているはずなので、筆記試験の勉強が少し楽に感じられると思います。

 

ビルメン(設備管理)でも2級ボイラー技士は現場によっては必要なので取っておくことをオススメ

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像5

昔に比べて今はボイラーを利用している設備が減っていて、さらに資格がなくても使用できるボイラーが増えている現状があります。

そのため、昔ほど必要な資格ではなくなりました。

ただ、ビルメン業界において取っておけば有利なのは間違いありません。

 

でも、ボイラーがない現場で常駐にて働いている場合は急ぎで取る必要はないと思います。

最悪、ボイラーがある現場に飛ばされるのが分かってからでも良いと思います。

2級ボイラー技士は毎月実技講習も筆記試験もあるのでなんとかなります。(笑)

2級ボイラー技士の実技講習を受けるにあたっての注意事項

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像6

一応ですが、2級ボイラー技士の実技講習にはいくつか注意事項があるので気をつけておいた方が良いことをまとめておきます。

 

その1:1日でも大幅な遅刻、早退、休みがあると実技講習修了を認められない。

実技講習は3日全て受けないと終了を認められません。

約2万はかなり痛い出費です。

大幅な遅刻、早退、休みはせずに一発で終わらせましょう。

 

大幅というのが…実技講習案内に遅刻厳禁と書いてあるのですが、集合時間より遅れてきた人も講習に参加させてもらっていました。

(時間厳守やないやんけ・・・)

 

時間厳守の言葉を信じて会場に10分~15分前からいる僕にとっては不満でしたが、少々の遅刻は多めに見てくれるようです。

万一、電車が遅れたり、お腹痛くなってトイレ行って間に合わないという場合はなるべく急いで会場に行って事情を説明しましょう。

何分遅刻したらアウト、何分ならセーフなどの線引きは分かりませんが、誠意が伝われば勘弁してくれるかもしれません。

 

その2:2級ボイラー技士の実技講習には受講券を忘れず持っていこう。

2級ボイラー技士の実技講習には受講券というものがあります。

(下の写真に写っているものが受講券です。)

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像7

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像8

受講券の裏側に出席したことを意味するハンコが押されるのですが、受講券がないと押すことができません。

受講券がないと受けれないということはなさそうですが、忘れないようにしましょう。

(3日目の最終日に回収され、忘れると郵送で送るように指示されます。)

 

 

その3:3日目は集合時間・会場が変わるので、大幅な遅刻しないようにしっかりと確認しておく。

基本的には1日目、2日目の講義がある場所と、3日目の講義がある場所は変わります。

1日目、2日目の講義の最初に説明がありますが、間違えてしまうと大幅な遅刻になってしまうので注意してください。

また、3日目の会場に関しては駅から離れている場合があります。

 

1日目、2日目は駅から徒歩5分とアクセスがわりと良いところだったのですが、3日目の会場に関しては徒歩20~25分かかりました。

僕は余裕持って出ていたので間に合いましたが、余裕持ってなかったら大幅に遅刻していたでしょう。汗

実際に数人遅刻していました。

(まあ、数分だったので許してもらっていましたが…)

 

おわりに

ビルメン(設備管理)に関係ある資格「ボイラー技士2級」の実技講習についての説明画像9

なんとか、実技講習を終えて修了書ももらうことができました。

 

まだボイラーの実務経験がある訳ではないので、全てを理解はしていませんが、実技講習でしっかりと勉強したので基礎知識はつけることができたと思います。

また、2級ボイラー技士の筆記試験を受けたら記事にするつもりです。

また別の記事でお会いしましょう!(^^)/

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